人間の皮膚はさまざまな層によって成り立っています。
ニキビ対策を行う際には、 この仕組みを十分に把握した上で早めに予防・改善を目指すことが求められるのです。
皮膚は大きく分けると3つの層があります。
「表皮層」「真皮層」「皮下組織」です。
このうちわたしたちが目にし、触れているのが表皮層。
厚さわずか0.2ミリメートルほどの層です。
この層はさらに、「角質層」「顆粒層」「有棘(ゆうきょく)層」 「基底層」の4種類の層に分類できます。
この表皮層は肌を保護する役割を持っています。
これは外気や紫外線など外からの刺激に対して守るほか、 皮膚の水分が失われないようにするなど内部からの問題を防ぐ意味も持っています。
それから「真皮層」。
これはニキビ対策において重要な部分となります。
厚さは2~3ミリ程度。
その名の通り皮膚の中心をなす層です。
この層は皮膚の実質、たとえば弾力やみずみずしさ、 滑らかさなどをもたらす部分となっています。
よく知られるようになったコラーゲンやヒアルロン酸といった成分のほか、 線維芽細胞やエラスチンなどによって成り立っています。
ニキビが悪化すると真皮層の部分が損傷を受けてしまい、 ニキビ跡などの問題が発症するのです。
また、加齢によってコラーゲンやヒアルロン酸の量が減少すると肌の潤いがなくなるほか、 新陳代謝がスムーズに行われなくなり、 皮脂が排出されないなどニキビの原因をもたらすこともあります。
そしてもっとも奥にあるのが皮下組織。
これは皮下脂肪や毛細血管によって成り立っているもので、 皮膚というより体の内部といってもよい部分です。
体温の調節や外部から受けた衝撃から体内を守る役割を担っています。
こうした皮膚の仕組みを知ることで、より正しいニキビ対策を行うことができるでしょう。