ニキビ治療に漢方薬を活用するケースが増えています。
漢方薬に対する関心が美容・健康両面で幅広く広がっています。
西洋医療とは異なる原因の根本からの治療、 副作用の心配が少ない安全性などが評価されてのものです。
ニキビ治療においても同様で、即効性という点ではニキビ治療薬には劣るものの、 時間をかけて使用し続けることで原因から改善していく効果が期待できます。
漢方薬によるニキビ治療は、 その原因に応じて相応しい種類を選ぶことによって行われます。
とくに大人ニキビの場合は、 原因を正しく把握した上で適切な漢方薬を選ぶことが求められるのです。
代表的なところではストレスやイライラなどによる症状。
この場合には「加味逍遙散」や「六君子湯」などの漢方薬が効果的です。
またとくに精神面の不安定さが現れている場合には「柴胡桂枝湯」なども使用されます。
それから肌が脂性の場合。
皮脂の分泌量が多く洗顔を行っても十分な効果が得られない場合には、 「龍胆瀉肝湯」や「大柴胡湯」などが使用されます。
なお、「大柴胡湯」は便秘によるニキビ、吹き出物に対しても効果的です。
他には肌が乾燥していたり、敏感肌で炎症が起こりやすい人には 「当帰芍薬散」や「人参養栄湯」といった漢方薬がよく使用されます。
他には化膿したニキビの治療に役立つ「清上防風湯」 「十味敗毒湯」なども挙げておくべきでしょう。
なお、これらの漢方薬を見ると「~湯」とつくものが多いことに気づきます。
これらの漢方薬は、湯に入れて10~15分程度おいてから飲むと効果的です。
ニキビ治療に漢方薬を活用する際には、できるだけ素人判断で行わず、 専門家のアドバイスを受けた上で行うようにしましょう。